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歯周病と早産・低体重児出産の関係

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『妊娠性歯肉炎』という妊婦さん特有の歯周病があることはご存知でしょうか?

実に多くの妊娠期の女性がなっている可能性がある病気の一つです。

 

その理由は、女性ホルモンを糧とする特殊な歯周病菌がいることにあります。

専門家の間で「P.i.」と呼ばれているこの細菌は、つわりや不規則なブラッシング習慣で口腔内環境が悪化することにより爆発的に増えます。

 

私の様な歯周病専門医を認定している厚生労働省認定の組織である『日本歯周病学会』がまとめた文献によると、出産期の女性が歯周病になることで早産の発生するリスクが1.7倍に跳ね上がることがわかりました。

さらに生まれてくる赤ちゃんも低体重児である確率が1.82倍になることまでわかっています。

 

これは、おそらく歯周病菌が増えることで口腔内の各所で炎症が起き、その炎症によって産生されたホルモンなどの成分が一連の病態を助長していることが考えられます。

 

また妊娠性歯肉炎の影響は胎児だけでなく、妊婦さん自身にも影響を与えることも分かってきました。

ある研究では、歯周病の妊婦さんはそうでない妊婦さんと比較して「妊娠高血圧」に陥る確率が1.61倍になると報告しています。

 

そのため、歯周病学会では妊娠中期の安定期に歯周治療を行うことを推奨しています

 

当院は特に多摩市内と永山駅周辺にお住まいの方を対象に歯周病の専門医として治療をさせて頂いております。

多摩市を日本で一番歯周病が少ない地域として、まずはお母さんとそして、お子さんを小さいうちから歯周病にならない様にケアしていきませんか?

 

いつでも私たちにご相談ください!

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