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歯周病と「噛み合わせ」の関係

[噛み合わせ] ブログ村キーワード
歯周病の大きな原因として『プラーク』があることをこれまで何回もお話しさせて頂きました。

虫歯・歯周病予防に一番効果的な『プラークコントロール』とは??
ブログ村キーワード福嶋歯科医院は多摩市で数件もない『歯周病治療専門のクリニック』です。そこで当院にいらした患者さまが治療後もその状態を長く保つことが出来るよ...

しかし、歯周病には実はもうひとつ大きな原因があります。それが『噛み合わせ』です。

 

まずは下の写真をご覧ください。

Occlusion-related-to-Periodontitis

これは犬の奥歯に対して汚れやすくして人工的に歯肉炎を発生させたあとに、1つは意図的に噛み合わせを高くして負担を多くし、もう1つのグループはそのままにしてどう違いがでるかを実験をしたものです。

 

この研究から次のような結果が分かりました。

咬合過重による歯槽骨吸収の差

J Clin Periodontol 1982 ; 9 : 497-503より改変

 

簡単にご説明しますと、汚れが付いていて噛み合わせが強いと明らかに歯槽骨が減ってしまうということがわかったのです。

一方で、ただ単に汚れが付いているだけであれば、骨の減りはそこまで強く起きないということも分かりました。

 

この実験では、汚れと強い異常な噛み合わせがあるグループでは平均して1年間で60%もの骨が減ったと発表しています。

こういった科学的な事実から、多摩市の歯周病専門医である当院では、歯周病治療の一環として『矯正治療』や『歯の噛み合わせ治療』をおすすめしています

 

咬合過重による歯槽骨吸収の差2

J Clin Periodontol 1982 ; 9 : 497-503より改変

逆にきちんとした噛み合わせの治療を行うことなく歯周病治療をなんとかしてほしいとおっしゃる方は、根本的な歯周病治療ができないことから治療自体をお断りさせていただくこともあります。

「歯周病治療をきちんとしたい」あるいは「これから歯周病の予防をきちんとしていきたい」とお考えの方は、ぜひご予約の上、京王永山駅、小田急永山駅から徒歩8分の当院までご来院下さい。