プラークがたまりやすい原因②『あっていない詰め物』

歯周病の原因となるプラークは歯周病菌や虫歯菌、病原性のない細菌など数百種類のバクテリアが固まってできた物質です。

このプラークを毎日丹念に除去していくことを「プラークコントロール」と呼び、歯周病の予防に最も効果的な方法です。

 

しかし、どんなに歯ブラシが上手な方でもプラークを除去しきれないエリアというものが存在します。

その1つが『適合の悪い詰め物』です。

composite-resin

 

小さな虫歯の場合、削った後に白いプラスチックで詰めていきますが、これがスムースに詰められていなかったり経年的な変化で劣化するとバクテリアの温床の役割を果たしていしまいます。

特に上の写真のように歯の付け根の詰め物の場合、「歯肉炎」や「歯周病」の直接的な原因となってしまうのです。

 

 

そこで、歯周病の初期治療としてこういった適合の悪い詰め物はすべてやり直します。

実際にこのケースでは詰め物の下は虫歯になっていました。

dental-caries

詰め物を除去した後

 

この虫歯をきれいに取り除くとかなり神経に近いところまで虫歯が進行していたことがわかりました。

ちなみに茶色く残っている部分はもともとの歯の色であったり、虫歯の影響で変色してしまっただけの健康な部分なのでこのまま残してあります。

before-filling

う蝕除去後

 

下の写真はきれいに詰め直してから1週間後です。最初の写真と比べると歯茎の赤みがなくなり、歯肉炎が治っていることが分かります。

このように、歯周病の治療と一言で言っても、クリーニングをするだけではないのです。

after-filling

 

当院ではこういったプラークが溜まりやすい原因を除去して歯周病を根本から改善していく治療を行なっている東京都多摩市の「歯周病治療専門医」です。

京王線沿線や小田急線沿線にお住いで歯周病の予防や治療を行なっていきたい方は「小田急永山駅」から徒歩8分にある当院へ是非お訪ねください。

 

混雑が予想されますので、あらかじめ電話でのご予約を頂けるとスムーズに診療をさせて頂くことができます。

>>エッセンシャル(プラークとは)

歯周病なら多摩市永山の歯医者「福嶋歯科医院」

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