ブログ
多摩市永山駅の福嶋歯科医院 トップページ > ブログ > プラークがたまりやすい原因⑤『縁上歯石』
プラークがたまりやすい原因⑤『縁上歯石』
[プラーク] ブログ村キーワード
歯周病を発生・助長させる要因で忘れてはならないのが、『歯石』です。
歯石とは歯の表面に付着したプラークに唾液中のカルシウムが混ざってできる軽石のような細菌の塊で歯と似た乳白色をしています。
歯石の中は多くの空洞があり、細菌が繁殖しやすい環境となっています。
そのため、歯石の中で歯周病菌が増殖することで歯周病が進行することになります。
歯石ができやすい場所は、だいたい決まっており「下の前歯の裏側」が最もできやすく、次に「下の奥歯の裏側」ができやすい傾向にあります。
これは唾液を出す腺の出口が舌の下にあるため、唾液中のカルシウム分が最も触れやすいエリアだからです。
一般的にプラークは1〜2週間で石灰化すると言われており、日々の歯磨きで磨き残しがあると石灰化し歯石として堆積していくことになります。
これを防ぐためには、完璧にプラークコントロールをすることになるのですが、なかなか難しい面もあるかと思います。
そこで、おすすめなのが、『ソニッケアー』という音波歯ブラシです。
ソニッケアーは音波で液体を振動させて洗浄効果を得る電動歯ブラシですが、私の経験上作られたばかりの歯石であれば除去することができます。
これはメーカー側がそう謳っているわけではないので確実なものとしてはお話できませんが、私の経験談として言えるものです。
もちろん、出来て時間が経ってしまった歯石は歯科医院でクリーニングをしてもらうのが確実です。
ソニッケアーの入手方法については電気屋さんやネット通販などもありますが、コストコで購入されるのが一番割安です。
私のクリニックは東京都多摩市の馬引沢にありますので、「永山駅」や「多摩センター駅」「若葉駅」などにお住いの方であれば『コストコ多摩境店』がおすすめです。
関連記事
検索
新着記事