歯周外科治療後の注意事項

麻酔は2〜5時間ほど持続します。

歯周外科治療では親知らずの抜歯と同じくらいの量の麻酔を行います。

そのため、治療終了後も数時間麻酔が醒めません。感覚がありませんので唇や頬を噛んでしまわない様お気をつけください。

 

うがいのしすぎにご注意ください。

出血が止まっていても、頻繁にうがいをする事でせっかく固まってきた血の塊がとれて再び出血することがあります。

術後は、うがいのし過ぎは避け、患部を安静にするようにして下さい。

 

滲む程度の出血は問題ありません。

歯周外科治療後は滲むような出血が一般的に起きます。しかし、この少量の出血が唾液と混じるとたくさん出ているように感じることがあります。

お口の中が溢れてくるような出血でなければ問題ありません。

 

血圧が上がるような行動は控えるようにして下さい。

術後に激しい運動や長時間の入浴、飲酒などによって血圧が上昇し、出血が起きやすくなります。

 

お薬は決められた量と飲むタイミングを守って下さい。

お薬は必ず、指定された分量を指示通り服用する様にして下さい。

腹痛・下痢・嘔吐などの異常がある場合は服用を中止し、当院までご連絡をお願い致します。

 

術後に歯周パックをすることがあります。

歯周外科手術後に「歯周パック」というガムのような包帯をする場合がございます。

一時的に創部を保護する役割がありますが、外れてしまったらそのままで構いません。できるだけ食事や歯ブラシが当たらない様にご注意して頂き、うがい薬を使って清潔に保つ様にして下さい。

 

お食事はなさっても構いません。

痛みがなければお食事は当日から通常通りしていただいて構いません。

ただし麻酔が効いている間は痛みを感じにくいので、ゆっくりとご飯を食べるようにして下さい。

またお食事もできるだけ味がマイルドなものをお薦めします。硬い食材なども控えるようにして下さい。

 

歯周外科手術をしてから数日して腫れが大きくなることがあります。

一般的に外科的な治療をした直後から炎症がはじまり、48時間後に炎症が最大となります。

そのため、治療当日よりも翌日、翌々日の方が腫れが大きく感じることがあるかもしれませんが、身体の反応のひとつなので心配ありません。

もしも腫れが気になるようでしたら「抗炎症薬」を追加で処方致しますので、そちらを飲んで安静にするようにして下さい。

 

またその後、7〜10日間かけて炎症は引いていきます。

 

抜糸は2週間後に行います。

手術部位の消毒を1〜2日以内に、抜糸は2週間前後で行います。

抜糸前まではうがい薬で清潔に保っていただき、抜糸後は専用の歯ブラシ(ルシェロ OP-10)で優しく丁寧に磨いて下さい。

 

また抜糸前に歯ブラシを当てたい場合は、うがい薬を「ルシェロOP-10」に含ませ、「毛先」ではなく「腹」の部分で撫でるように優しくブラッシングするようにして下さい。

 

その他、ご不明な点がございましたらスタッフまでお問い合わせ下さい。

歯周病なら多摩市永山の歯医者「福嶋歯科医院」

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