義歯の取り扱い方

ここでは入れ歯の取り扱い方について解説していますので、ご参考になさって下さい。

慣れるまで時間がかかります。

初めての義歯は気になって外したくなります。なるべく装着して慣れるようにしましょう。

また最初は顎の土手が新しい義歯に慣れていないので、柔らかいものから少しずつ噛む練習をしましょう。

不必要に、義歯を唇・舌などでいじると傷がついてしまいます。

 

新しい入れ歯は調整が必要です。

新しい靴を履くのと同じで、新しい入れ歯をつけると「靴擦れ」のような症状を起こすことがあります。

数時間使用してみてから痛みが出た場合は傷になってしまうかもしれませんので、無理に装着せず次のご来院時に担当医にお知らせ下さい。

 

入れ歯は必ず手で最後まで入れるようにして下さい。

部分義歯を装着する際は、バネの着脱方向に沿って指で押し込むように入れて下さい。

また十分に入り込んでから咬むようにしましょう。途中で噛んでしまうと金具が壊れてしまうことがあります。

 

入れ歯は天然の歯よりも咬合力が出ません。

入れ歯の部分で噛んだ時の咬合力は天然歯の「1/5~1/10」と言われています。

硬い物や繊維の多い物、咬み切りにくい物は咬み砕くのに時間がかかります。

 

発音がしにくくなることがあります。

義歯を装着時は「サ行」と「タ行」の言葉が話しづらくなります。早く慣れるためには声を出して本などを読む練習をしましょう。

入れ歯の調整で発音がしやすくなることがありますので、担当医までご相談ください。

 

毎日入れ歯の清掃をしましょう。

義歯は毎食後、必ず口の中から外してブラシで清掃しましょう。(研磨材の入った歯磨き粉を使って入れ歯を洗浄しないようにして下さい。傷が付いてしまい、汚れが再付着しやすくなります。)

またお口の中も同じく清掃するようにしてください。特にバネのかかる歯は虫歯になりやすいので注意深く磨いてください。

1日1回は入れ歯洗浄剤につけて殺菌するようにして下さい。部分入れ歯は、部分入れ歯用の洗浄剤を使いましょう。

 

就寝時に入れ歯を装着するかどうかは担当医の指示に従って下さい。

義歯を就寝時に装着すべきかどうかはお口の状況により異なりますので、担当医の指示に従うようにして下さい。

 

「就寝時に装着」との指示があった場合は、お風呂に入っている時間など必ず入れ歯洗浄剤につける時間を設けるようにして清潔に保つようにして下さい。

「就寝時に装着しない」との指示があった場合は、就寝前によく清掃し、入れ歯洗浄剤の中に保管してください

 

必ず定期検診には来てください。

定期検診では、顎の骨がやせて下がり、義歯が合わなくなったりするのも確認します。

 定期検診に義歯を忘れずに持って来て下さい。

 

こんな時は来院してください。

義歯の調子が悪いときや、義歯破損の時は自分で調整したり修理したりしないでください。

歯肉に傷がついたとき・舌や頬を噛むとき・食べ物が非常に噛みにくいとき・義歯がよく落ちるときは我慢しないで修理やチェックにいらして下さい。

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